TEWの事業領域

3つの事業分野・3つのエンジニアリング領域

TEWは三菱電機グループのIT事業戦略を担う『三菱電機インフォメーションシステムズ株式会社(MDIS)』の直系子会社として、現場に密接した3つのエンジニアリング領域を担当しています。
一つ目に、プログラミング言語を駆使してのソフトウェア開発で、上位のシステム設計書に基づき、『ソフトウェア設計・プログラミング・ソフトウェア試験』を担当しております。
二つ目には、デジタルデータの通り道となるネットワークの設定で、上位の要件定義書に基づき、『ネットワーク設計・設定作業・確認試験』を担当しております。
三つ目には、稼働しているシステムの運用に関わるところで、『システム監視・システム問合せ対応・システム保守』などから構成される業務を受け持っております。
また、これらのミッションを担っているビジネス分野は、『金融』『製造サービス』『三菱電機グループ製品』が主要な分野となっております。

3つの事業分野

金融

金融

MDISと連携しながら、日本を代表するメガバンクや証券・損保・生保といった有力顧客を対象に、金融システムの基幹となるネットワークやセキュリティ、業務システムの運用監視といったインフラ構築を担当しています。
全体では数万台にもおよぶネットワーク機器を動かすので、個々のプロジェクトの規模も相当に大きなものになります。
さらに、設計から構築までの一連のフェーズに関われるほか、データセンター業務や監視システム構築など、大手金融機関の様々なカテゴリのネットワークに携わることができます。今後は、ネットワークで培った分野スキルをベースに、システム開発やサービス構築にも対応の範囲を広げていきます。

製造サービス

製造サービス

MDISの製造業・サービス業向けのシステムインテグレーション事業において、システム開発やシステム運用に関わる役割を担当しています。
製造業では生産管理システムや製造実行システムを構成する機能の開発や運用業務をはじめに、自動車販売システムや企業の情報システムにおいても活躍の場を広げています。
また、サービス業では小売販売向け顧客基幹システムの運用サポートや航空会社向け旅客サポートシステムの機能開発やシステム保守を担当し、システムの安定稼働やニーズに応じた可用性への対応に貢献しています。

三菱電機グループ製品

三菱電機グループ製品

三菱電機グループの製品に組み込まれるソフトウェア開発や、市場における製品の保守サービスをサポートするツール開発、或いは大規模なシステム開発における製作部位について、MDISをはじめとする三菱電機グループのITを掌る企業と連携して担当しています。その主たる製品分野としては、鉄道・ウェルネス・ビル等のシステム開発や、システムサポートサービス(コンタクトセンター等)が挙げられます。

3つのエンジニアリング領域

ソフトウェア

ソフトウェア

当社でのソフトウェア開発は、MDISで規定している生産標準であるSPRINGAMに基づいて行っています。ソフトウェア開発においても品質は最も重要な事項であり、それを確保するために長年使用されているのがSPRINGAMです。SPRINGAMは『生産手順』『ドキュメント』『プロジェクトマネジメント』『技法』から構成されており、品質保証の国際規格ISO9001等の品質マネジメントシステムとの整合性が保たれた最適なガイドとなるものです。
大規模な個別システム開発はもちろん、ソリューションを提供するパッケージ開発や、サービス構築においても私たちの開発力を高める規定として、学ぶことから実践においてまでバイブル的な存在となっています。

ネットワーク

ネットワーク

当社でのネットワーク対応の主体は事業分野でも紹介した『金融』となります。この分野はMDISとの役割分担のもと、金融サービスのIT利用拡大に応じて成長している分野です。
社会における、ネットワークの重要性は非常に高く、システムやソフトウェアの社会インフラ基盤として成立させるには、この技術発展とその構築なしには語れません。
また、重要な要素として情報セキュリティも欠くことのできない基盤技術であり、MDISとの連携のもと、電子証明書を発行する認証局構築から、電子署名や情報漏洩対応等のソリューションを提供しています。

システム運用

システム運用

MDISをはじめとする三菱電機グループのIT企業が提供するシステムや、MDISの社内システムの運用管理に関わるSE支援(コールセンター/ヘルプデスク、システム改修、システム保守、システム運用(起動・停止・バックアップ))、システム監視(システム稼働監視、ネットワーク監視、セキュリティ監視)、環境構築(サーバ/クライアント設定、ネットワーク設定)等を行っており、システム安定稼働と可用性に貢献しています。今後の世の中全般におけるITサービス移行に向けては、非常に重要な役割を担うべく、最新技術の活用試行などによるエンジニアリング力向上を行っていきます。